オイルマッサージを受ける女性

お悩み相談事例 妻が女風にハマってしまった原因

妻がどうやら、女性用風俗を利用しているらしい…

疑惑を抱き始めてから、この結論に至るまで数か月間の出来事を男性は語ってくれました。

相談事例「40代の会社員 Aさんのケース」

Aさんと1歳年下の妻とは結婚18年目。

1人娘も高校生になり、手がかからなくなり、親子で過ごす時間はほとんどなくなりました。

それに伴い、仕事で忙しい平日はもちろん、休日も夫婦はそれぞれの時間を過ごすのが自然になっていました。

妻は8年前からアルバイトするようになり、職場やプライベートでも交友関係があるようで、生活に不満を漏らすこともなかったといいます。

 

珍しく妻が酔って帰ってきた夜

寝室へ着替えに入ったとき、ソファに置かれたハンドバッグの隙間から、蛍光色の名刺のようなものが見えました。

特段関心もなかったので一度は目を逸らしましたが、その紙がポロっと床に落っこちたのでAさんは拾い上げました。

それは店のスタッフの名刺のようでした。

見た瞬間「え?なんだこれ?と思いました。」

 

まず目に飛び込んできたのは

女性用風俗の5つの漢字。

それから手書きのメッセージ

 

《また気持ちよくさせてあげるね!まってるよー》

 

「唖然としましたよ。嘘だろ…と。」

妻が戻る気配がして、すぐ鞄に放り込んだそうです。

その日から、ずっとあの名刺の女風のことが頭を駆け巡りました。

妻の友達がふざけてカバンに入れたのでは?

女風といってもマッサージだけの所ではないか?

など、さまざまな憶測を使って、あの夜見たことをなかったことにしようとしましたがダメでした。

うろ覚えの店名を検索したところ

そこは正真正銘の女性用風俗店でした。

 

女風通いの証拠を突き付けられて

それからAさんの妻を見る視点は変わりました。

それまでは妻が外で何をしようと気にもしなかったのに

妻が仕事休みの日

帰りが少し遅い日

女風に行っているのではないかと疑うようになったのです。

心なしか妻は、ふと思いにふけったり、熱心にスマホの画面をのぞき込んでいる回数が増えた気がしました。

そして自分への態度は以前よりも素っ気なく感じたのです。

皮肉にも、自分が妻にまだこんなにも関心を持っていることに気づかされたと言います。

そして、ある日疑惑が確信に変わりました。

Aさんが残業を終えて帰宅すると

キッチンで妻が誰かと話している声がしました。

その会話をAさんに聞かれているとは知らず

妻は甘えた声で

「来週またお店に行くからね。90分の〇〇コースで予約…」とスマホ越しに話したのです。

 

カウンセリングを終えて

思いつめた表情の男性

Aさんは、このような夫婦の悩みをどこに相談したらいいか、ずっと迷っていたそうです。

私はお話を伺いながら、Aさんの問題解決の糸口を見つけるためには、お悩みの根底にある感情を理解する必要があると感じました。

Aさんの今の気持ちをこう話しました。

「最初は自分の妻があんな店に通うだなんて、情けない、恥知らずな奴だと思いました。しかし、今は辛くやるせない気持ちでいます。」

さらにAさんはこう続けました。

「私にも責任があるような気もしますし」

直感的に、その言葉がAさんの問題を苦悩させているような気がして、

もう少し詳しく話せますか?と聞きました。

 

「責めるべきは自分か?妻か?」

Aさんは昔、浮気をして妻にバレたことがあると言いました。

娘がまだ幼かったため、別れるから!離婚だけはしたくない、と妻に謝りました。

妻は謝罪を受け入れたそうですが、夫婦間にはわだかまりが残りました。

次第にAさんは、妻は許していない、自分を軽蔑しているのだと感じるようになりました。

もともと、年に数回の夫婦の営みでしたが、Aさんは後ろめたさから妻との肉体関係を求めなくなりました。

たった一度だけ3年ほど前に妻が、誘うようなそぶりを見せたとき、Aさんは体調不良を理由に断ったそうです。

「本当は体調が悪いなんて嘘でした。あの日、妻のプライドを完全に砕いてしまったのかもしれません。」

Aさんは、自責の念と女風へ行く妻への憤りの間で葛藤していました。

途方に暮れるAさんでしたが、話すうちに無意識に妻への深い情に気が付いたのです。

私はこう伝えました。

Aさんは十分過去のことを反省していらっしゃいます。

もう一度、奥様と向き合い、やり直したいという気持ちを伝えてみてはいかがですか?

Aさんは、「はい」と答えてくださいました。

 

夫婦カウンセーとして感じること

夫婦問題では、夫婦間での話し合いによってかえってこじれてしまうケースを多く見てきました。

またAさんのような、夫婦間だけにとどめておきたい性的な悩みは、たとえ親しい友人でも相談しずらいですよね。

また友人は一方の話に注力して聞き、あくまでも励ましやフォローのようなアドバイスしかできません。

このようなデリケートかつ、夫婦関係の危機に繋がるような問題は、専門カウンセラーに話してみることが、夫婦の修復の第一歩となります。

 

後日談になりますが、ご夫婦でのカウンセリングを通じて、妻の本音に触れることができました。

本心では、夫の裏切りに今尚傷ついていました。

夫婦間のすれ違い、セックスレス、娘の自立も相まって、孤独の中にいました。

夫の心からの反省と、妻を大切に思う気持ちを聞いて、彼女は戸惑いつつも、その表情には十分な安堵が見えました。

本音を伝え合い、理解し合えた夫婦は、それまでよりずっと強く、また新しい絆を築けるはずです。

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