
お悩み相談事例 夫の2度目の浮気が発覚!離婚できない妻の心痛な想い
一度目の浮気でも、妻にとっては大きなショックです。
「もう二度としない」と謝ってくれたから、子どものために、夫婦関係を壊したくないから……と、なんとか許そうと努力した。
それなのに、また裏切られた。
そうなると、
「もう夫を信じられない」
「愛情もなくなってしまった」
「もう離婚したい」
そう思ってしまうのも無理はありません。
ところが、頭では「離婚したい」と思っていても、実際には簡単に決断できない方も少なくありません。
それはなぜでしょうか?
今回は、夫の浮気が2度発覚し、離婚したいのに離婚できない理由について、夫婦カウンセラーの立場からお話ししたいと思います。
「浮気夫と離婚したいのにできない」ある女性の事例
以前、こんなご相談がありました。
30代のAさんは、夫と結婚して12年以上。2人のお子さんがいます。
夫の浮気が一度発覚したとき、Aさんは本当に悩みました。
「子どももいるし、今回だけは許そう」
そう決め、夫婦関係を続けることにしました。
ところが数年後、夫の2度目の浮気が発覚。
Aさんは、
「もう無理…許せないし、もう愛情もありません。離婚したい」
と話していました。
ところが、離婚の話になると、Aさんの気持ちは揺れます。
一番大きかったのが世間体でした。
「親に友人に何て言われるだろう」
「シングルマザーは肩見が狭そう」
もう一つが経済的な不安です。
Aさんは結婚後、専業主婦の期間が長く、現在も十分な収入がありません。
「今までの生活水準を維持できなくなるのが怖い」
そんな不安から、離婚したいと思いながらも決断できずにいました。
「離婚したい」のに離婚できない理由
このようなケースは、決して珍しいことではありません。
離婚できない理由として、特に大きいのが次の2つです。
世間体が気になってしまう
「離婚したら周りからどう見られるのか?」
これは当事者にとって大きな問題です。
特に長年結婚生活を続けてきた人ほど、「離婚した」という事実を親や親族、友人、職場の人などに知られることへの抵抗感が強くなる傾向があります。
離婚の原因は夫にあるのに、
「自分が離婚することで自分が負けたような気がする」
と、周囲の評価を気にしてしまうのです。
経済的な不安がある
もっと現実的であり、切実なのが経済問題です。
「離婚したら生活できるのか?」
特に子どもがいる場合、
・住居費
・食費
・教育費
・保険
・生活費
・仕事と子育ての両立
など、考えることが一気に増えます。
「夫に愛情はない。でも、夫の収入がなくなったら困る」
そう考えて離婚を躊躇してしまうのは、ごく自然な心理なのかもしれません。
夫婦カウンセラーとして思うこと
一度ならまだしも、2度も浮気をした夫を、あなたはこれから本当に信じることができるでしょうか?
もちろん、人は間違いを犯すことがあります。
一度の過ちを反省し、夫婦で向き合い、その後の人生を変えていく方もいます。
しかし、2度目となると話は変わってきます。
もう一度許したとしても
「また裏切られるかもしれない」
という不安を抱えながら、この先何年も夫婦生活を続けることが、あなたにとって本当に幸せでしょうか?
そこは一度、冷静に考えてほしいと思います。
もし、夫への愛情が残っているのであれば、離婚を躊躇する気持ちもよくわかります。
その場合は修復という選択肢もあるでしょう。
しかし、もう愛情がなく夫婦として一緒にいることが苦痛なのに、
「周りにどう思われるか」
「今の生活を失うのが怖い」
という理由だけで耐え続けているのであれば、一度きりの人生がもったいないのではないでしょうか。
あなたの人生を生きるのは、周りの人ではありません。
見栄や世間体のために、あなたが苦しみ続ける必要はありません。
かといって
「そんな夫なら、すぐに離婚しましょう!」
と簡単には言えません。
なぜなら、離婚後の生活まで含めて考えることが大切だからです。
離婚を選択することで得られるメリット

離婚にはもちろん大きな決断が伴います。
しかし、離婚することで得られるものもあります。
まず、夫の浮気を疑い続ける生活から解放される可能性があります。
「今日は帰ってくるのかな」
「また浮気しているのでは?」
「スマホを見てしまう」
そんな疑心暗鬼の日々から抜け出せることは、大きなメリットです。
そして、自分自身の人生をもう一度考え直すきっかけにもなります。
「私はこれからどう生きたいのか」
を、自分で決められるようになるからです。
もちろん、離婚すればすべてが楽になるわけではありません。
経済的な問題や子どもの問題など、新しい課題も出てきます。
だからこそ、離婚するかどうかを決める前に、準備をすることが重要なのです。
「離婚する」と決めたら、まず何をする?
もし離婚を決意したのであれば、感情的に夫へ離婚を突きつける前に、今後の生活を具体的に考えていきましょう。
① 夫の浮気の証拠を整理する
夫の浮気が離婚原因となる場合、証拠が重要になることがあります。
メールやLINE、写真、ホテルの利用履歴など、現在手元にある資料を整理しておきましょう。
必要に応じて専門家へ相談することも大切です。
② 離婚後の生活費を計算する
「毎月いくら必要なのか」
を具体的に計算してみましょう。
住居費、食費、教育費などを書き出してみるだけでも、不安が少し整理されます。
③ 自分自身の収入を作る
すぐに正社員になることが難しい場合でも、
パートから始める、資格取得を目指すなど、できることから始めてみましょう。実行に移すことで自信にもつながります。
④ 慰謝料や養育費について確認する
浮気をした夫が法律上の有責配偶者にあたる場合、慰謝料が請求ができる可能性があります。
慰謝料請求には不貞行為の証拠が不可欠です。
弊社提携のファミリー調査事務所は浮気調査の専門家なので、ご依頼者に変わり証拠収集することが可能です。
子どもがいる場合には養育費についても考えなければなりませんが、これは個々の事情によって異なります。
具体的な請求や手続きについては、弁護士などの法律専門家に相談することをおすすめします。
「離婚するなら、夫の浮気の代償をきちんと負ってもらう」
そのためにも、証拠や生活設計を含めて、焦らず準備していきましょう。
一人で悩まなくても大丈夫です
夫の2度目の浮気が発覚して、
「もう離婚したい」
そう思っているのに、
「でも子どもが……」
「お金が……」
「周りから何と言われるか……」
と、頭の中で何度も考えてしまう。
そんな状態になっている方は、一人で悩み続けないでください。
夫婦問題は、感情と現実的な問題が複雑に絡み合っています。
一つずつ整理してみましょう。
だからこそ、第三者に話すことで、
「私は本当はどうしたいのか」
「何が一番不安なのか」
「離婚するためには何を準備すればいいのか」
が見えてくることがあります。
私が夫婦カウンセリングで大切にしているのは、相談者様に一方的に答えを押し付けることではありません。
「離婚したほうがいいですよ」
「我慢したほうがいいですよ」
と簡単に決めつけるのではなく、今のお気持ちを一つずつ丁寧に整理していきます。
夫婦でのカウンセリングが必要な場合でも、最初から二人一緒でなくて構いません。
お一人ずつ個別にお話を伺い、それぞれが抱えている本音や不安を整理したうえで、必要に応じて双方のお気持ちを擦り合わせていきます。
夫婦だからこそ、本人同士では言えないこともあります。
第三者が間に入ることで、初めて相手の気持ちに気づけることもあるのです。
あなたの人生を「世間体」で決めないで
最後に、あなたが離婚を躊躇する真の理由がわかれば、次に何をすればいいのかも見えてきます。
離婚することが正解とは限りません。
夫婦関係を修復することが正解の場合もあります。
大切なのは、「周りがどう思うか」ではなく、「自分はこれからどう生きたいのか」です。
あなたが自分らしく笑える未来を一緒に考えること。
それが、私が夫婦カウンセラーとして大切にしていることです。
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